「E30の反逆」の第15弾、ジャーマン記事2009年8月の改訂版です。

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「E30の反逆」の第15弾、ジャーマン記事2009年7月の改訂版です。

皆さん、こんにちは。

突然ですが、今回は急遽「シリンダーヘッドガスケット」の交換を紹介します。

というのも、オイル交換をちゃんとしているにも関わらず、「オイルランプ」が点灯してしまうという症状が最近になって確認されるようになったためです。

エンジンオイルを交換しているのに、おかしいなぁと思い点検のためリフトアップしてみたのですが・・・。

上げてビックリ!オイルパン周りがオイルでビトビト!(>A<;”なんじゃコリャ~!!”

もちろん、交換時に溢したわけではありません!!

漏れ方の状況から見て、インマニ下のブローバイパイプからの漏れかと思い取り合えず洗浄してみます。

翌日どうなってるか様子を見ると・・・あらら・・・もうオイルだらけ(TAT

更に漏れ箇所の点検を行なうと、シリンダーブロックとヘッド間の2番シリンダー辺りからオイルが染み出ているではありませんか・・・。

これは流石に早急な対処が必要なので、泣く泣く部品を注文。

「ヘッドガスケット」「エキマニガスケット」「インマニガスケット」とりあえず、この3点のみ注文し作業にかかります。

本来はその他にも交換しなければならないパーツがあるのですが、タイミングベルト、ヘッドカバーガスケット、サーキュラプラグなどは交換してから1年経っていないので、今回は再使用してサーモハウジングガスケットなど小さな紙ガスケット物は自作してみました。

マフラーを外し、エンジンオイル、LLCを抜き、エアコン、パワステのベルトもこの時点で外しておき、クランクプーリーのボルトも緩めておきます。

この時点で車両下側の作業は終わらせておきます。

その後、ヘッドカバー、スパークプラグ、ウォーターホース関係を外し、1番オーバートップを出しベルト類を外していきます。

スロットルバルブを外し、フューエル関係、ヒーターホースなどを取り除けば、いよいよメインの「ヘッド下ろし」です。

まず、バルブクリアランス調整の扁芯シムを最大クリアランスにしておき、ヘッドボルトを外側から外します。

そして、インマニ、エキマニを取り付けたまま一気に下ろします。

この時、ブローバイパイプがスプリングでインマニ側に押さえつけてあるので、飛び出てこないように注意します。

ヘッドが下りたら、検証してみましょう。

ピストントップが均等に焼けているか?ヘッド面の歪みやクラックなどはないか?ヘッドガスケットの状態は正常か?などを目視点検します。

(ヘッド面はストレートエッジと言う工具を使い、反対側から光を当てチェックします)

今回は2番シリンダー辺りからのガスケット抜けが確認できたので(ガスケット下面に浮いたような跡がありました。ハイコンプにしていた為かな?)、ヘッド面の清掃を行いガスケットの交換に入る事にします。

組み付けは、まず部品の洗浄から始めます。

流石に日頃「直線番長的」に回しているので、スラッジがあちこちについていますね。

スロットルボディやインテークマニホールド、ブローバイパイプにエアフローメーター、ポジションスイッチなど、日頃外さない様な部品をこの際イッキに洗浄しておき、部品の状態もチェックしていきます。

特にゴム関係の部品や、プラスティック部品の劣化も把握しておきましょう。

オイルまみれな上に劣化の激しいポジションスイッチは、後日 改めて新品に交換することにしました。

さて、いよいよ組み付けです。

ヘッドガスケットを乗せ、ヘッドを乗せます。(この時カムシャフト、クランクシャフトがオーバートップにあることを確認してから乗せます。)

次にヘッドボルトを組み付けていくのですが、このヘッドボルトは3段階に分けて締め付けを行います。

その後タイミングベルトを組んで1日目の作業を終了しました。

本当は一気に組み上げられるのですが、ヘッドボルトの組付けはエンジンの肝になる為、翌日もう一度確認を行ってから続きの作業を行う事にしました。

長くなりましたが、今回の記事はここまでにしておきます。

次回は、折角ここまでバラしたので、細かい部品などのチェックを大雑把に紹介していきますのでお楽しみに!

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!